きみがスキ

教室に戻れる雰囲気でも

帰れる体力があるわけでもなくて

屋上まえの踊り場にうずくまって

ただ時間が過ぎてくのを待ってく……

栞、、あいたい、、


「桃羽!!いたっ、」

「瑠愛… 美穂ちゃん…」

「桃羽おいで、、泣いていい。思いっきり泣きな。」

「栞でも倉塚でもないけど、うちらだって友達だよ」

我慢してたのに、、

耐えようって思ってたのに、、

「……誤解、、されちゃっ、た、」

「うん…」

「もう、、嫌われちゃっ、た、、」

「そんなことない…」

「桜井くんなんか、好きじゃないのに、」

「うちらは分かってるよ、」

溜めてた色んな気持ちが

決壊するみたいに

言葉も涙も止まらなくて

瑠愛と美穂ちゃんの腕の中で

泣き疲れるまで

たくさんたくさん泣いて

3人で…

4限までサボった…


「桃羽~?まださ知り合って半年くらいだけどさ」

「瑠愛はね~桃羽のいい所、沢山知ってるよ?」

「わたしも、、瑠愛のいいところ沢山知ってる、」

「私だって桃羽のいいところも瑠愛のいい所もわかる」

ふふ笑

マウント合戦みたい笑

3人で肩並べて

瑠愛の肩にもたれて

「桃羽… 自信もっていいと思うよ。」

「栞みたいにいいこと言えないけどさ? 大丈夫だよ」

ほんと、、?

自信なんてないよ、、

大丈夫じゃないかもしれない、、

「大丈夫だって分かってるけど。」

「もしさ、大丈夫じゃなかったらさ。」

「瑠愛と彼氏探しの旅に出ようよ笑笑」

「なにそれ、、笑」

「……やっと笑った笑 うん、桃羽は笑顔がかわいい」

「瑠愛も美穂も栞もバカ清水も森本も……」

「倉塚だって、、桃羽の笑顔が好きだよ。」

瑠愛……

「桃羽?うちはさあんま瑠愛とか栞みたいにいいこと言えないけどさ」

「うちも桃羽大好きだからさ。がんばれ……!」

美穂ちゃん……


あーもう、、

また泣いちゃいそうだよ、、

だいすきだよ、、瑠愛も美穂ちゃんも

もちろん栞も……


でも、、

これは友達としての好き……



倉塚くんは、、

友達以上になりたい……

誤解されたままじゃなくて

ちゃんと、、好きっていわないと、、

……

……


この不安とか

どうしようもない苦しさとか

抱えてるものぜんぶ、、

倉塚くんは

受け止めてくれたりするのかな……

うまく言葉にできるかな……

ちゃんと、、

誤解じゃなくて、、

ちゃんとすきって、、

言いたい__。


昼下がりの

秋晴れに手を伸ばして

好きって伝える勇気をください…


ちゃんと、、

伝えます………