その中身は涙色

帰り電車の中──。


あ、あれ。いるはずも無いあの子が制服着て


帰宅してる──!?



「あっあのっ…」


問いかけるも鬱陶しそうに険しく顔面を歪ませ
ながら、


「お前あの時の──。


用件何?」



キツくありませんか?少々。


私だって初対面じゃないんです。