その中身は涙色

「暗証番号教えてくれたら携帯返すけど?」


「3425です…」


「ふぅん。俺のこと探ってた訳ね」


携帯を返され、正座する私に竦める青羽さん。


「この際ゆっとくけどカラオケ陣取ったのは、


会議がしたかったから。近辺物騒だから抑え


つけようと必死だった訳。カラオケだったら


周りの歌声で誤魔化せるだろ」


なるほど。私の中で昇華された。



「ごもっともです…」