中学校で初めて恋をした。一つ上の陸上部の先輩。みんなのアイドル的存在で、女の子は彼に夢中だった。
恋を知った夜は、やっぱり誰かに言いたいもので、私は自分の部屋のベランダから屋根に座り、星を見上げながら思った。
「こんな時にしぃちゃんが来てればなぁ〜…お話を聞いてもらえるのになぁ〜…」
「よぉーのんき!今日はなんぼ待っても流れ星は見れないぞ!」
暗い道から現れたのは、グッドタイミングなしぃちゃんだった。
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