そう日記には綴った。 本心である。 しかし私も欲望の塊である事を知った。 そんな事を誰かに知られるのが怖いのだ。 怖くてたまらない。 だから笑顔で隠した。 26歳にして、私も誰かを愛せるという事を知る。 19歳になったのんきは高校から続いている勇輔とほのぼのとした恋愛をしている。 時々喧嘩もするみたいだけれど、のんきの性格上、私のようにハッキリとした怒りではなく、全てが緩やかだった。