愛される星


「そっか、僕の子供か……」

そう言うと、凌は小さな希幸を抱きしめた。

「お父ちゃん?」

希幸は初めて凌に会うのに、すんなりと父親と認めそう呼んだ。

「わたし、きさち。
うふふ。夢でいつも見てたお父ちゃんと、おんなじ顔でおんなじ匂いだぁ〜!」


希幸はいつも凌を夢で見ていた。これには母親である私も驚いた。


「…凌?」


凌は希幸を抱きしめたまま、肩を震わせた。希幸の足元には涙の滴が落ちていた。