4月23日。
爽真が連ドラ出演を受諾した瞬間から、事は驚くほどスピーディーに進んでいった。
これは、爽真に断られてもずっと、出演の打診を粘られてたんだろうなぁ。
受けた途端にスケジュール出るんだもん。
(期待されてるじゃん、爽真)
部外者の私でも、察せるくらいに。
エントランスのインターホンの鍵穴に、爽真から貰った合鍵を差し込む。
その動作が全然馴染まなくて、ちょっと悪いことをしているような気分。
鍵にキーホルダーでも付けようかな。
ちょっとは犯罪感が薄れるかも。
せっかく前回でちょっと慣れてきた気がしてたのに、またそわそわしながら爽真の部屋を目指す。
鍵開けていいの、これ?
うわ、開けちゃったよ?
なんて実況しながら、恐る恐る家の中に入っていった。
「来たよ――……?」
リビングのドアまで開けて、そっと中を覗くとソファに座って何か読んでいる爽真がこっちを見る。
完全に空き巣みたいになっている私に、クッと片眉を下げて笑った。
「自分から今日来るって言ったくせに、なんでそんな挙動不審なの」
余裕そうなのにムッとして、顔を顰めながら中に入る。
窓の外は今日も夕暮れ。
階下にぽつぽつと街の明かりが灯っていくのが見えた。
爽真が連ドラ出演を受諾した瞬間から、事は驚くほどスピーディーに進んでいった。
これは、爽真に断られてもずっと、出演の打診を粘られてたんだろうなぁ。
受けた途端にスケジュール出るんだもん。
(期待されてるじゃん、爽真)
部外者の私でも、察せるくらいに。
エントランスのインターホンの鍵穴に、爽真から貰った合鍵を差し込む。
その動作が全然馴染まなくて、ちょっと悪いことをしているような気分。
鍵にキーホルダーでも付けようかな。
ちょっとは犯罪感が薄れるかも。
せっかく前回でちょっと慣れてきた気がしてたのに、またそわそわしながら爽真の部屋を目指す。
鍵開けていいの、これ?
うわ、開けちゃったよ?
なんて実況しながら、恐る恐る家の中に入っていった。
「来たよ――……?」
リビングのドアまで開けて、そっと中を覗くとソファに座って何か読んでいる爽真がこっちを見る。
完全に空き巣みたいになっている私に、クッと片眉を下げて笑った。
「自分から今日来るって言ったくせに、なんでそんな挙動不審なの」
余裕そうなのにムッとして、顔を顰めながら中に入る。
窓の外は今日も夕暮れ。
階下にぽつぽつと街の明かりが灯っていくのが見えた。



