21:50。
先週と同じくやるべきことを済ませて、爽真のドラマのリアタイ待機をしているとスマホの着信音が鳴った。
(……爽真?)
映る画面に首を傾げる。
だって今は仕事中のはず。
家族が団欒してるから、そっとリビングを抜け出して自室に向かいながら通話を開始する。
「……もしもし?仕事は?もう終わったの?」
コソコソとした問いかけに、しばらく返事がなかった。
自室について、部屋のドアを閉める。
ベッドに腰掛けたあたりで、話し出しそうな息が聞こえた。
『や、まだ後少し。……ただ、……いや、なんでもない』
「ん、なんかあった?今休憩中?少し話せるの?」
声に元気がない。
というかそもそも、仕事中にかけてくる時点で様子がおかしい。
心配で矢継ぎ早に詰めるようになった問いかけに、一つも返事がこない。
いよいよおかしいと思っていると、小さいため息が聞こえた。
「なんというか……所在確認?急にかけて悪かった。呼ばれたし、切る」
「何それ、本当に平気――」
あ、切れた。
爽真、すごい暗かった。
落ち込んでるとか、そういうレベルじゃなさそうなくらい。
先週と同じくやるべきことを済ませて、爽真のドラマのリアタイ待機をしているとスマホの着信音が鳴った。
(……爽真?)
映る画面に首を傾げる。
だって今は仕事中のはず。
家族が団欒してるから、そっとリビングを抜け出して自室に向かいながら通話を開始する。
「……もしもし?仕事は?もう終わったの?」
コソコソとした問いかけに、しばらく返事がなかった。
自室について、部屋のドアを閉める。
ベッドに腰掛けたあたりで、話し出しそうな息が聞こえた。
『や、まだ後少し。……ただ、……いや、なんでもない』
「ん、なんかあった?今休憩中?少し話せるの?」
声に元気がない。
というかそもそも、仕事中にかけてくる時点で様子がおかしい。
心配で矢継ぎ早に詰めるようになった問いかけに、一つも返事がこない。
いよいよおかしいと思っていると、小さいため息が聞こえた。
「なんというか……所在確認?急にかけて悪かった。呼ばれたし、切る」
「何それ、本当に平気――」
あ、切れた。
爽真、すごい暗かった。
落ち込んでるとか、そういうレベルじゃなさそうなくらい。



