7月12日。
今日は映画のロケ撮影。
場所は区で貸し出している体育館。
設定上では、琴乃の通う高校の体育館。
湊と関わるようになった影響で球技大会に出ることになった琴乃と、当然のように活躍する湊。
最終的にバレーの試合中に足首を挫いた琴乃が、湊の肩を借りて保健室に行く。
そういうシーンの撮影だ。
「瑠奈さんと一緒に現場に入れるなんて、嬉しいですっ」
駐車場から関係者用出入り口までの道のりで、ピッタリと足元に張り付く子犬かのように恭介くんが横に並んでくる。
……いや、実際は彼の方が背が高いからその幻覚はおかしいんだけど。
キラキラの目でハッハしながら見上げられてる気分になってくる。
「恭介くん、距離感。あと顔引き締める!ミーハーな一般人感出さない」
「ハイッ!」
言った瞬間30センチくらい離れて、ピシッと気をつけの姿勢になる。
事務所で会うたびに教えて、この状態にするのに1週間かかった。
今日の撮影に間に合ってよかった。
今日は映画のロケ撮影。
場所は区で貸し出している体育館。
設定上では、琴乃の通う高校の体育館。
湊と関わるようになった影響で球技大会に出ることになった琴乃と、当然のように活躍する湊。
最終的にバレーの試合中に足首を挫いた琴乃が、湊の肩を借りて保健室に行く。
そういうシーンの撮影だ。
「瑠奈さんと一緒に現場に入れるなんて、嬉しいですっ」
駐車場から関係者用出入り口までの道のりで、ピッタリと足元に張り付く子犬かのように恭介くんが横に並んでくる。
……いや、実際は彼の方が背が高いからその幻覚はおかしいんだけど。
キラキラの目でハッハしながら見上げられてる気分になってくる。
「恭介くん、距離感。あと顔引き締める!ミーハーな一般人感出さない」
「ハイッ!」
言った瞬間30センチくらい離れて、ピシッと気をつけの姿勢になる。
事務所で会うたびに教えて、この状態にするのに1週間かかった。
今日の撮影に間に合ってよかった。



