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関係者出口から外に出ると、冬の寒さが頬を叩く。
今日は12月12日。
劇場が必要以上にあったかかった分だけ寒さが染みる。
駐車場に止まる、普通っぽいセダンタイプの乗用車にまっすぐ走って行って乗り込む。
バタンと戸を閉めると、運転席に座っていた御手洗がすぐにシートベルトをかけ直した。
「早くないですか?瑠奈さん」
「うん、今日は爆速で支度してきた」
「浮かれてますね……。いいですけど。
じゃあ行きましょうか」
「ありがとね。御手洗。
次仕事でもなんでもないのに、迎えにきてくれて」
「……誕生日特典。今日だけ特別です」
後部座席から身を乗り出す私に、御手洗は呆れて息を吐く。
仕事は打ち上げ回避の嘘。ここからは、プライベートの時間。
駐車場を出てすぐ、雑然とした都会の道路に入っていく。
クリスマスムード一色の街並み。
寒さに身を寄せ合うカップルが、楽しそうに通りを歩いている姿もあった。
「あ、ねぇねぇ。コンビニ寄って」
「買い物ですか?」
「そう。今日発売日なの、忘れてた」
急旋回して、反対車線の路地のコンビニ前に停車してもらう。
コンビニの中もクリスマス。シャンシャンと陽気なBGMがエンドレスで鳴っている。
入ってすぐ向かったのは雑誌コーナー。
手にしたのは、【mon-mo】。
10代向けレディースファッション雑誌。
袋ももらわず、両手に抱えて車に戻る。
御手洗はまた呆れた顔をしている。
関係者出口から外に出ると、冬の寒さが頬を叩く。
今日は12月12日。
劇場が必要以上にあったかかった分だけ寒さが染みる。
駐車場に止まる、普通っぽいセダンタイプの乗用車にまっすぐ走って行って乗り込む。
バタンと戸を閉めると、運転席に座っていた御手洗がすぐにシートベルトをかけ直した。
「早くないですか?瑠奈さん」
「うん、今日は爆速で支度してきた」
「浮かれてますね……。いいですけど。
じゃあ行きましょうか」
「ありがとね。御手洗。
次仕事でもなんでもないのに、迎えにきてくれて」
「……誕生日特典。今日だけ特別です」
後部座席から身を乗り出す私に、御手洗は呆れて息を吐く。
仕事は打ち上げ回避の嘘。ここからは、プライベートの時間。
駐車場を出てすぐ、雑然とした都会の道路に入っていく。
クリスマスムード一色の街並み。
寒さに身を寄せ合うカップルが、楽しそうに通りを歩いている姿もあった。
「あ、ねぇねぇ。コンビニ寄って」
「買い物ですか?」
「そう。今日発売日なの、忘れてた」
急旋回して、反対車線の路地のコンビニ前に停車してもらう。
コンビニの中もクリスマス。シャンシャンと陽気なBGMがエンドレスで鳴っている。
入ってすぐ向かったのは雑誌コーナー。
手にしたのは、【mon-mo】。
10代向けレディースファッション雑誌。
袋ももらわず、両手に抱えて車に戻る。
御手洗はまた呆れた顔をしている。



