【続編】ふたりの恋のそだてかた。

ふわ、と触れた温い指の感触に、ドキッとする。
照れた顔をした爽真が、確かめるように慎重に口を開いた。


「ああいうキス、してもいいってこと?」

「〜〜ッ!」


真っ直ぐ目を見てそんなことを聞くから、急激に顔の熱が上がってきゅうぅ、と胸が締め上げられる。
これ以上なく目が泳いで、唇が硬く引き締まった。

しっかりと爽真のTシャツを握り込んで、甘い苦しさに耐える。

爽真から目を離したり合わせたりしながら――

「……ん、」

小さく頷いた。

「……そっか」

安心したような、ちょっと嬉しさも混ざっている気がする爽真の呟きが耳に届く。

瞬間、顔の距離が近くなって――
ゆっくりと優しく、唇が重なった。

「……っ、」

1回目は、柔くただ重なるだけ。
頬に沿う指が撫でるように動いて、唇が息の届く距離に離れる。

ちら、と目を開けかけたのに、2回目。
目を瞑ると触れ合う感触に脳が支配されて、そこに意識が集中する。

慎重に、私の唇をなぞるように爽真の感触が動く。
表面を掠めるくすぐったさに、甘く痺れて息が漏れた。