「うんありがと桜。こっちは……三人と比べたら全然大丈夫」
「な、なんとか……」
良かった、と胸をなでる桜に反して、四たちはおたがいのスペースでもめている。
……これは早々に出ないとキツイ。主に三人が。
でもこの閉じ込め魔法は、外からしか解けない。
「おいセラ、なんとかしてくれよ!こっちは身動きとれなくて魔法は使えね……って押すなっての!」
「そう思うけど、多分このままじっとしていたほうが早いよ。だってこれは……」
『ワガハイの仕業だからにゃー』
とつじょ、かわいらしい肉球の手を振る理事長の笑顔が壁に増えた。
は!?、ちょっと!!と四と乃蒼から声が上がるも、理事長は笑ったまま。
『休みちゅーに学園に不審者が来た時を想定してつかまえるためのトラップを置いといたのにゃ。まーさかセラセラふくめ、学園の上位者がそろいもそろってつかまるとはすごいのにゃ』



