厳かな披露宴とは違い、会員制の二次会は新郎新婦の友人たちの賑やかな中に彼らの仕事とは違う一面が見られて楽しかった。
「若干、職場の同僚って2次会まで招待する必要あるかなって気しますね」
「あー。友達だけでいいかもな。俺ら浮かないように気を使ってくれてたのと、景品豪華で盛り上がってたけど」
「はは。そうですね、楽しかったですけど」
「会員制だし、嫌なら断ればいいだけだけど。気使って呼ばれるなら遠慮するかなー」
「人数集まらないってんなら行くかな」
「その前に人数集まらなかったら日を改めて、単に仲間内で飲むくらいでいいんじゃない」
「あ、そりゃそうっすね」
三宅くんは、呼ぶ側として色々と橘さんに意見を聞いていた。再会したばかりの彼女とはもうそこまで話が進んでいるのだろう。心が決まっている三宅くんに彼女が羨ましくなる。
誰かが自分を結婚相手として、生涯の伴侶として考えてくれるというのはどんな気持ちだろう。私には到底手の届かない夢のようで想像も出来なかった。
この後まだ飲むと言った橘さんと三宅くんと別れ、時間つぶしで寄った雑貨屋さんで買った小物と結婚式で配られたもので手荷物はそれなりに多くなった。履き慣れないフォーマルな足元。ヒールの踵が痛い。
そうだなぁ、2次会は断っても良かったのかもしれない。
街中のベンチに腰掛けると靴ずれを確認する。不思議なもので一度立ち止まって靴を脱いでしまえば、傷口が痛すぎてもうパンプスが履けない。どうしよう。どこかに絆創膏はないかと探したが、入れたはずのない物が見つかるわけがなかった。……コンビニまで何とか行って、絆創膏を買おう。あー、立つのも憂鬱だ。
「あれ、さっきの……」
人の気配がして振り向くと、同じ二次会に参加した人達がいた。
「若干、職場の同僚って2次会まで招待する必要あるかなって気しますね」
「あー。友達だけでいいかもな。俺ら浮かないように気を使ってくれてたのと、景品豪華で盛り上がってたけど」
「はは。そうですね、楽しかったですけど」
「会員制だし、嫌なら断ればいいだけだけど。気使って呼ばれるなら遠慮するかなー」
「人数集まらないってんなら行くかな」
「その前に人数集まらなかったら日を改めて、単に仲間内で飲むくらいでいいんじゃない」
「あ、そりゃそうっすね」
三宅くんは、呼ぶ側として色々と橘さんに意見を聞いていた。再会したばかりの彼女とはもうそこまで話が進んでいるのだろう。心が決まっている三宅くんに彼女が羨ましくなる。
誰かが自分を結婚相手として、生涯の伴侶として考えてくれるというのはどんな気持ちだろう。私には到底手の届かない夢のようで想像も出来なかった。
この後まだ飲むと言った橘さんと三宅くんと別れ、時間つぶしで寄った雑貨屋さんで買った小物と結婚式で配られたもので手荷物はそれなりに多くなった。履き慣れないフォーマルな足元。ヒールの踵が痛い。
そうだなぁ、2次会は断っても良かったのかもしれない。
街中のベンチに腰掛けると靴ずれを確認する。不思議なもので一度立ち止まって靴を脱いでしまえば、傷口が痛すぎてもうパンプスが履けない。どうしよう。どこかに絆創膏はないかと探したが、入れたはずのない物が見つかるわけがなかった。……コンビニまで何とか行って、絆創膏を買おう。あー、立つのも憂鬱だ。
「あれ、さっきの……」
人の気配がして振り向くと、同じ二次会に参加した人達がいた。



