「やっぱり!? 何となくそんな気がしたのよ。私の勘、よく当たるんだから」
「んだよ、バレてたのかよ。ちょっと久しぶりに東谷に会ってあん時のこと思い出したわ」
「え……」
私、感情を押さえなくても良かったってこと?ドクンと心臓が鳴った。
「それにしても、いい式だったな。うちも、カラードレスはあんな感じの淡い色着てて……顔立ち大人っぽいからどうかなって本人言ってたんだけど、たった一度の特別な日には着たいドレス着るのが正解だわな……」
橘さんの瞳はぼんやりとかつての奥さんを見つめていた。私との思い出話など一瞬思い出しただけで、今日の挙式に感化されて胸を震わせるのは愛する奥さんとのその日の思い出。
危ない、引きずられるとこだった。私だって過去の恋愛の結末にたらればの想いを馳せただけ。
「やだ、あてられちゃうな」
「はは。悪い、つい。いや、惚気たわけじゃないけど……。えっと、東谷は今……。ああ、東谷も色が白いからピンクとか似合いそうだな」
恋人は?か、結婚は?か聞こうとして気を使われた感じだ。ピンクは無理じゃないかな、もう似合う年じゃなくなって。はぁ、ダメだ。卑屈になってしまう。きゅっと口角をあげて笑顔を作った。
「そうですかね。でも、私はピンクは着ないかな」
着れない、じゃなくて着ない。橘さんが似合いそうって言ったから。訳の分からない意地を張った。
「お、久しぶりですね。このコンビ」
私の同期三宅くんが私と橘さんを交互に見ながら合流した。
「おお、三宅。名古屋に異動決まったらしいじゃん」
「そうなんすよ。もうすぐ俺らもお別れ。ね? 」
そう言って私の隣に座る。
「あ、ついに実現する感じ? 」
須田さんがからかう。この私と三宅くんがからかわれる内容はもう定番になっているものだ。
「んだよ、バレてたのかよ。ちょっと久しぶりに東谷に会ってあん時のこと思い出したわ」
「え……」
私、感情を押さえなくても良かったってこと?ドクンと心臓が鳴った。
「それにしても、いい式だったな。うちも、カラードレスはあんな感じの淡い色着てて……顔立ち大人っぽいからどうかなって本人言ってたんだけど、たった一度の特別な日には着たいドレス着るのが正解だわな……」
橘さんの瞳はぼんやりとかつての奥さんを見つめていた。私との思い出話など一瞬思い出しただけで、今日の挙式に感化されて胸を震わせるのは愛する奥さんとのその日の思い出。
危ない、引きずられるとこだった。私だって過去の恋愛の結末にたらればの想いを馳せただけ。
「やだ、あてられちゃうな」
「はは。悪い、つい。いや、惚気たわけじゃないけど……。えっと、東谷は今……。ああ、東谷も色が白いからピンクとか似合いそうだな」
恋人は?か、結婚は?か聞こうとして気を使われた感じだ。ピンクは無理じゃないかな、もう似合う年じゃなくなって。はぁ、ダメだ。卑屈になってしまう。きゅっと口角をあげて笑顔を作った。
「そうですかね。でも、私はピンクは着ないかな」
着れない、じゃなくて着ない。橘さんが似合いそうって言ったから。訳の分からない意地を張った。
「お、久しぶりですね。このコンビ」
私の同期三宅くんが私と橘さんを交互に見ながら合流した。
「おお、三宅。名古屋に異動決まったらしいじゃん」
「そうなんすよ。もうすぐ俺らもお別れ。ね? 」
そう言って私の隣に座る。
「あ、ついに実現する感じ? 」
須田さんがからかう。この私と三宅くんがからかわれる内容はもう定番になっているものだ。



