ラニアケア宇宙防衛隊とアレス騎士団【ラニアケア宇宙防衛隊とエイリアン×あやかし戦記】

バチバチと火花を散らしていたギルベルトとヴィンセントは、すぐに警戒モードに入った。

木の陰から、妖が飛び出してくる。4人は、すぐに戦闘体制となった。

『お前ら、アレス騎士団の者か。ケケッ、ちょうど良かった。アレス騎士団の中に、裏切り者がいるぞぉ?』

4人を見た妖は、ニタニタと笑いながら話し出す。

「妖の戯言だ。耳を貸すな。お前ら、行くぞ」

すぐにツヤは言い、イヅナは妖に薙刀を振り下ろす。それを避け、妖は話を続けた。

『最近、妖の数が多いだろう?妖の数を増やして、倒せない妖を使って、世界を支配しようとする者がいる』

その言葉に、ピタリとイヅナの動きが止まる。そんなイヅナに妖は襲いかかり、それをツヤは蹴り飛ばした。

『ケケッ、信じるか信じないかはお前ら次第だがな』

ツヤに蹴り飛ばされたにも関わらず、妖はニタニタと笑っている。

ツヤは早く倒した方が早いと判断し、彼岸花の髪飾りから針を取り出した。



その日の夜。スペードは拠点を抜け出し、クラブと会っていた。

「……クラブ。僕の正体が黒幕にバレたかも」

今日の夜、食堂でたまたま聞こえてきた話を、スペードはクラブにする。

「黒幕がついに動き出したのかもしれないね」