玲香が一緒に受付の手続きをしてくれて、無事に受付が完了した。
なんと、時間がピッタリだったのか、アポロンのみんなが演奏を終えた直後の時間に私の時間が始まるらしい。
玲香と一緒に舞台袖に移動して、深呼吸をする。
「ねぇ、玲香。このメガネ⋯⋯預かっててもらってもいい?」
「いいけど⋯⋯っ、千星、何してるの!? 急にメガネとヘアゴムなんか取って⋯⋯!」
玲香が驚くのも無理はない。
私はメガネを外し、ヘアゴムを取り、本来の自分の姿に戻ったのだから。
帰ったらお兄ちゃんからお説教をくらっちゃうかもだけど⋯⋯でも、今日だけは許してほしい。
「私、変わりたいんだ。あのね……私の千星って名前、星が千個あるって書くでしょう?」
「え、えぇ⋯⋯そうね」
急に自分の名前の話を始めた私に、玲香は戸惑っている様子を見せた。
私が星だなんて、星に申し訳ないって思っていたけど⋯⋯。
「今から、この会場を私色の夜空に変えてみせるよ。私も、星の一つになる」
今日、私はこの会場を私色に染めるんだ。
なんと、時間がピッタリだったのか、アポロンのみんなが演奏を終えた直後の時間に私の時間が始まるらしい。
玲香と一緒に舞台袖に移動して、深呼吸をする。
「ねぇ、玲香。このメガネ⋯⋯預かっててもらってもいい?」
「いいけど⋯⋯っ、千星、何してるの!? 急にメガネとヘアゴムなんか取って⋯⋯!」
玲香が驚くのも無理はない。
私はメガネを外し、ヘアゴムを取り、本来の自分の姿に戻ったのだから。
帰ったらお兄ちゃんからお説教をくらっちゃうかもだけど⋯⋯でも、今日だけは許してほしい。
「私、変わりたいんだ。あのね……私の千星って名前、星が千個あるって書くでしょう?」
「え、えぇ⋯⋯そうね」
急に自分の名前の話を始めた私に、玲香は戸惑っている様子を見せた。
私が星だなんて、星に申し訳ないって思っていたけど⋯⋯。
「今から、この会場を私色の夜空に変えてみせるよ。私も、星の一つになる」
今日、私はこの会場を私色に染めるんだ。



