そういわれて僕はハッと息を飲んだ。
もしかしたら先生は昨日僕がしてしまったことを知っていて、急遽この授業に変更したのかもしれない。
そう思うと先生と目を合わせられなくなって、自分の手元ばかりを見つめた。
《給食は食べられる分だけ取りましょう》
「このルールは昔ここに暮らしていた沢山の子供たちの供養のためでもあるんです。食べ物に苦しんでいた子たちが、食べ物が粗末に扱われているのを見たらどう感じるか。みんなで考えましょう」
辛いよね。
悲しいかも。
怒るんじゃない?
また、みんなの意見が次々に飛び交い始める。



