昨日の放課後見た光景を思い出してブルリと震える。 あれはきっと幽霊だったよね? あんなのを見たなんて言えないよ! 黙り込んでしまった僕をお母さんが優しく抱きしめてくれた。 甘い香水の香りがする。 「一旦学校へ行って、どうしても嫌だったら帰ってくる。これでどう? お母さん、迎えに行ってあげるから」 「本当に!?」 お母さんが学校まで来てくれるなんて最高だ! きっと、車で来てくれるから、歩いて帰る必要だってないぞ!