ドンッ! と衝撃を体に感じたかと思うと尻もちをついていた。 「うわ、ごめん」 小暮の焦った顔が目の前にあり、思わずカッとなって両手で押しのけた。 けれどその瞬間右手首に痛みが走って顔をしかめる。 こけたときに咄嗟に手をついて、痛めてしまったみたいだ。 「なぁ、本当に悪かったって」 焦る小暮を無視して、心配してくれるクラスメートの手を借りて立ち上がる。 おしりも痛くて、もしかしたら青あざができているかもしれない。 最低、最悪の気分だった。