☆☆☆
「アツシが宿題をしてくるなんてすごいじゃないか!」
翌日の教室で、マサキが大げさに驚いている。
「これくらいのこと、僕だってできるよ」
「さては昨日の居残りが大変だったんだな」
「そうでもなかったよ」
マサキが僕の返答を聞いて目を白黒させている。
僕が勉強するのが、そんなに珍しいだろうか。
「そうだった。アツシ、今日の給食のときもくれるよな?」
「なにを?」
「ミカンだよ。アツシはミカン嫌いだもんな」
「え、今日ってミカンが出るのか?」
思わず声が上ずる。
甘酸っぱくていい香りがするらしいそれを想像して、唾が出てきてしまう。
「そうだよ」
「でもあげない。僕はミカンが大好きなんだ」
「アツシが宿題をしてくるなんてすごいじゃないか!」
翌日の教室で、マサキが大げさに驚いている。
「これくらいのこと、僕だってできるよ」
「さては昨日の居残りが大変だったんだな」
「そうでもなかったよ」
マサキが僕の返答を聞いて目を白黒させている。
僕が勉強するのが、そんなに珍しいだろうか。
「そうだった。アツシ、今日の給食のときもくれるよな?」
「なにを?」
「ミカンだよ。アツシはミカン嫌いだもんな」
「え、今日ってミカンが出るのか?」
思わず声が上ずる。
甘酸っぱくていい香りがするらしいそれを想像して、唾が出てきてしまう。
「そうだよ」
「でもあげない。僕はミカンが大好きなんだ」



