外は夕日のオレンジ色に包まれていて、ずっと見ていたくなるような美しさだ。 家に帰ってリビングで今日の宿題をしているとお母さんが驚いた顔を向けてきた。 「アツシがリビングで宿題するなんて珍しいわね。いつもは集中したいからって、部屋でやってるのに」 「たまにはね」 もう居残りなんてしなくていいようにと、僕は国語の漢字の書き取りを続けた。