地球の怖い話あつめました


「僕は別に好きじゃない」
《体育の授業も楽しそうだね。体をいっぱいに使って運動するのは、気持ちいいだろうね》
「僕は体育も嫌いだ。疲れるし、汗もかくし」
《算数はどう? 難しい?》
「もう、黙ってろよ! こっちはちゃんと宿題してるんだからさ!!」
《残り時間まで、あと1分だよ》

☆☆☆

教室から出た僕はうーんと大きく伸びをした。
どうにか算数のプリントをやり終えて職員室へと持っていく。
「おぉ、できたか。採点するから少し待ってな」
先生が赤ペンを走らせていく。
解答用紙が赤い丸で埋まっていくのを、ぼーっと眺めた。
「よし、よく授業を聞けているみたいだな。今度からは宿題もちゃんとしてくるように」
「はぁい」
気のない返事をして採点の終わったプリントを受け取り、校舎を出る。