地球の怖い話あつめました


周りを見てみてもすでにみんな提出しているようで、居残りについて反論する生徒はいない。
まずい、このままじゃ僕ひとりが居残りになっちゃう!
なにかいい言い訳が思いつかないかと頭をめぐらせてみても、なにも思いつけない。
出てきた言葉は「先に提出するなんて、みんなずるいよ」というひがみの言葉だけだった。
結局、誰もいない教室内でひとりきりで宿題をやるハメになってしまった。
先生はノートや教科書を見てもいいから、ちゃんと最後までやるようにと言って職員室へ戻ってしまった。
開けられた窓からは涼しい風が入り込み、カーテンを揺らしている。
「チェッ。今日もゲームしようと思ってたのにさ」
早く帰りたいけれど、そのためには宿題を終わらせないといけない。
いくらプリントとにらめっこしていても時間ばかりが経過して、全然わからなかった。
こんなことになるなら、日頃からちゃんと授業を聞いておけばよかった。
そう落胆したときだった。
ふと、机の中にタブレットがあることを思い出した。
そうだ!
勉強がわからないなら全部質問すればいいんだ!
さっそくタブレットの電源を入れると、名前も知らない男の子のキャラが画面に浮かび上がってくる。