「だけど、人体くんが食べてたよね?」 「うん。ボリボリ言ってたもん」 その音は私も聞いた。 なにかを噛み砕いている音。 それなのに、ネームもエンピツも無傷だなんて、やっぱりおかしい。 人体くんは普通じゃないんだ。 私とカオリは身を寄せ合って震えたのだった。