地球の怖い話あつめました


大丈夫。
あの人体くんだもの。
呪いなんてあるわけない!
思い切って振り向いた。
そして見たものは……人体くんが私のエンピツを口に含んで食べているところだった。
「あ、あ……」
恐怖で声が出ない。
足がガクガクを震えて立っていることもやっとだ。
「なんで人体くん……そんなこと……」
そのときだった。
不意に租借音が止まったかと思うと、人体くんの首がグリンッと動いてこちらを向いた。
「飛び出してくる自転車に気をつけて」
人体くんは干からびた老人みたいな声で一言そう言うと、動かなくなったのだった。