慌ててあとを追いかけて走り出したけれど、カオリは廊下のずっと奥にいる。
「カオリ、信じるから!」
大きな声でそう言っても聞こえていないのか止まってくれない。
カオリはそのまま階段がある方へと折れ曲がり、すぐに「キャアア!!」と甲高い悲鳴が聞こえてきた。
大急ぎで駆けつけたとき、カオリは階段の踊り場で倒れていた。
「カオリ、大丈夫!?」
「うぅ……」
右ひざを押さえてうずくまるカオリの周りに、沢山の生徒たちが集まってきた。
「大丈夫!?」
「先生呼んでくる」
たくさんの声が聞こえる中、私はカオリの横に寄り添っていることしかできない。
「やっぱり、呪いなんだよ」
カオリの苦しげな声が聞こえてきた。



