理科室にある人体模型をしげしげと見つめて私はため息を吐き出した。
「ユウコ、ため息なんてついてどうしたの? もしかして恋!?」
友達のカオリが目を輝かせて聞いてくる。
私は首を左右に振って「そんなんじゃないよ」と、答えてから、眼鏡の奥の目を細めて人体模型を見つめた。
「今日も人体くんは可愛いなぁと思って」
目の前に立っているのは男の子の形をした人体模型で、脳みそや臓器が取り外せるようになっている。
けれどその顔はなんとなくマスコットキャラクターみたいに可愛らしくて、私は大好きなんだ。
「げぇ。人体模型を見つめてたの?」
カオリが信じられないといった様子で舌を出している。
「そうだよ。臓器とかは全部作り物だし、この顔だって可愛いじゃん」
「ユウコ、ため息なんてついてどうしたの? もしかして恋!?」
友達のカオリが目を輝かせて聞いてくる。
私は首を左右に振って「そんなんじゃないよ」と、答えてから、眼鏡の奥の目を細めて人体模型を見つめた。
「今日も人体くんは可愛いなぁと思って」
目の前に立っているのは男の子の形をした人体模型で、脳みそや臓器が取り外せるようになっている。
けれどその顔はなんとなくマスコットキャラクターみたいに可愛らしくて、私は大好きなんだ。
「げぇ。人体模型を見つめてたの?」
カオリが信じられないといった様子で舌を出している。
「そうだよ。臓器とかは全部作り物だし、この顔だって可愛いじゃん」



