「ぼ、僕次から気を付けます!」 いたたまれない気持ちになって右手を上げてそう言った。 もう無茶な取り方はしない。 そういうと先生が嬉しそうに笑ってくれた。 それから僕たちはひとりずつ黒板の前に移動して、写真をしっかり見せてもらえることになった。 こうして近くで見るとみんな笑顔で写っていることがわかった。 苦しい時代だったかもしれないけれど、その中でも楽しみを見つけて生活していたのかもしれない。