先生と、時々涙雲




「藤花、自主練だぞ〜!」

「わかってますよ〜もう先生の鬼!!」



2人きりでの自主練

ちょっとドキドキする




「俺も自主練いいすか?」


横からさっと現れたのは同じクラスの相模くん


「お、相模もやるか、ダブルス用練習メニューにするか!」


・・・ちょっと残念だけど、しょうがないよね。


「藤花、一緒に帰ろうぜーなんか腹減ったし飯でもどう?」


「あ、うん、いいよ〜
相模くんって本当話しやすいよねー!」


「お前それ褒め言葉か?」


私が男子と2人で帰るなんて

中学の私なら考えられなかったなぁ。



「おまえら、遅くなるまえに帰れよ〜!」

先生は気にしてないのかな

嫉妬とかしないのかな……なんて。



「藤花、どした?」


「あ、ううん、ちょっと疲れたなーってだけ、ごめんごめん、何食べる?」


「藤花って、あいつのこと好きなの?」


「…え?あいつって?!」


「すばるだよ。それ以外誰がいんだよ」


「え、えぇ〜ありえないよ、先生なんて好きになるわけないじゃん!」


相模くん、それは私が私に聞きたいよ。

好き?……なわけないよ



「藤花ってあいつのことになると、わかりやすいよな。」


「もー、相模くん!考えすぎだよ、変なこと言わないでよね!?」



相模くんといると楽しいし素でいられる

それでも頭から先生のことが離れなかった