先生に振られて、部活も辞めて。
あれから先生とは一言も話さないまま、私は2年生になった。
「あかり、クラス発表見に行こっ!!」
「う、うん!」
2年A組 浅香唯
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・
・
藤花あかり
「やった!!私たちまた同じクラスだよ!!」
「よかったよ、唯ー!」
「てか担任の早見って誰?!」
「初めて見る名前の先生だよね、新任の先生かな?」
私たちは自分の教室に移動する
途中目についたわたしのだいすきな名前。
2年B組 担任 神田すばる
無意識に探してしまう、『神田すばる』
寂しいけど、これでよかったんだ。
ーーーーーガラッ
「初めまして。今日からこのクラスの担任になりました、早見蓮です。
みんな、よろしくね。」
「あかり…めっちゃかっこいいんですけど〜!
目の保養だわ〜!!」
早見先生のゆるふわスマイルに
唯も周りの女子たちもざわめき始める
「早見先生でもいいし、蓮先生って呼ばれると嬉しいな〜」
早見先生は穏やかでふわっとした口調
先生にはないゆるキャラみたいな感じ。
ーーーーーーーーーーー
私は最近アルバイトを始めた。
学校からも近い文房具屋
「いらっしゃいませ」
「よっ、藤花久しぶり。」
「相模くん!久しぶりだね、元気?」
「久しぶりだけど、俺たち同じクラスだからな!最近の藤花、上の空すぎるだろ。」
唯と同じクラスになって安心したのと
先生は別のクラスの担任ってことしか
頭に入ってなかった
「あ、そ、そうだよね!!
また1年間よろしくね!」
「俺が言わなかったらわかってなかっただろー。
そうだ、今日バイト何時に終わる?久しぶりに飯でもどうかなーって。」
「へへ、そんなことないってー!
あ、うん、もう上がりだから、少し待ってて!」
あの時相模くんにちゃんと返事をしないまま
時間だけが過ぎていった。

