天才の、まだ知らない恋愛鬼ごっこ

 『いやー、だってさ、気の毒ですもん』
  
 「気の毒?」
 
 初めて言われた。
 
 いや、それより、このAIにこんな設定を加えたか?

 パソコンの画面に顔を近づけてみる。
 
 『っな、なんですか?』

 思ったよりイケメンな声の照れてる声を聞き、なぜか緊張してしまう。

  いや、それよりも、本当に、これは私が創ったAIなのか。
 
 もし違うとしたら、私のパソコンにハッキングしたというのか?
 
セキュリティ対策が世界でも五本指に入ると言われている、私のパソコンに? 

 もし、そうだとしたら……