お父様はカリフォルニアで治療を続け。
仕事も順調。
遼河さんとの関係も。
近いようで。
決定的には何も変わらない。
CEOと専属秘書。
幼馴染。
あの頃より、ずっと近くにいるのに。
最後の一歩だけは。
どちらも踏み込まないまま。
そんな日々が続いていた頃。
一通の招待状が届いた。
政府系機関と複数の民間企業が共同で開催する、国際交流を兼ねた大規模なパーティー。
国内外の企業。
公的機関。
研究機関。
海外からの招待客。
参加企業の一覧には。
KSサイエンス。
藤和グループ。
そして。
鷹宮グループ。
その名前が並んでいた。
「……また会わなきゃいいけど」
小さく呟く。
遼河さんが隣から招待状を見る。
「早紀子さんと蘭さんか」
「うん」
「来ても関わるな」
「分かってます」
「一人になるな」
また。
その言葉。
でも。
その時の私は。
深く考えなかった。
蘭には、もう警告した。
以前ほど姿も見せなくなった。
だから。
もし会場で顔を合わせても。
仕事に徹して。
必要以上に関わらなければいい。
それだけだと思っていた。
――まさか。
次に起こることが。
ただの迷惑行為では済まないなんて。
この時は。
まだ。
思ってもいなかった。
仕事も順調。
遼河さんとの関係も。
近いようで。
決定的には何も変わらない。
CEOと専属秘書。
幼馴染。
あの頃より、ずっと近くにいるのに。
最後の一歩だけは。
どちらも踏み込まないまま。
そんな日々が続いていた頃。
一通の招待状が届いた。
政府系機関と複数の民間企業が共同で開催する、国際交流を兼ねた大規模なパーティー。
国内外の企業。
公的機関。
研究機関。
海外からの招待客。
参加企業の一覧には。
KSサイエンス。
藤和グループ。
そして。
鷹宮グループ。
その名前が並んでいた。
「……また会わなきゃいいけど」
小さく呟く。
遼河さんが隣から招待状を見る。
「早紀子さんと蘭さんか」
「うん」
「来ても関わるな」
「分かってます」
「一人になるな」
また。
その言葉。
でも。
その時の私は。
深く考えなかった。
蘭には、もう警告した。
以前ほど姿も見せなくなった。
だから。
もし会場で顔を合わせても。
仕事に徹して。
必要以上に関わらなければいい。
それだけだと思っていた。
――まさか。
次に起こることが。
ただの迷惑行為では済まないなんて。
この時は。
まだ。
思ってもいなかった。
