涼介くん、無理に笑顔を作ってる気がする。
でも、どうして?
手術成功したのは、すごいいい事なのに。
なんで、あんなに辛そうなのかな…。
しばらくしてお医者さんが来て、私は診察室へと向かった。
「手術は無事成功して、本当によかった。でも、まだこれから再発とかがあるかもしれないから、月に一回の定期検診には来てもらうからね」
「…はい」
「長くて10年かな。これから10年、特に何もなければもう心配はいらないよ。…って、怖がらせちゃってごめんね。大丈夫だよ。これからは元気に学校に行けるから」
私は先生の言葉を聞きながら、隣をちらっと見る。
どうして、涼介くんが聞いているのだろう。
今までの経験上、こういうことは親が聞くのに。
そもそも、なんでお父さんとお母さんはいないの?
あんなに、手術が成功することを願ってたのに。いざ成功したら、なんともないの?
せっかく、娘が元気に過ごせることになったのに。
「涼介くん、萌奈ちゃんの体調管理とかちゃんと見てあげてほしい」
「はい、わかりました」
…なんで、涼介くんに頼むの?
家が遠いから、涼介くんに頼んでも無駄だよ。
こういうのも、親の仕事なんじゃないの?
訳がわからない。
「萌奈、しんどいとかあったらちゃんと言うんだぞ」
「…うん」
「…萌奈」
なんだろう。胸騒ぎがする。
嫌な予感に、ドクドクと胸が高鳴る。
吐き気がしそうだ。
「…ねえ、涼介くん」
「…ん?どうしたの?」
「お父さんと、お母さんは……どこ?」
「…っ」
亮介くんの反応を見て、私の嫌な予感は確信に変わってしまった。
でも、どうして?
手術成功したのは、すごいいい事なのに。
なんで、あんなに辛そうなのかな…。
しばらくしてお医者さんが来て、私は診察室へと向かった。
「手術は無事成功して、本当によかった。でも、まだこれから再発とかがあるかもしれないから、月に一回の定期検診には来てもらうからね」
「…はい」
「長くて10年かな。これから10年、特に何もなければもう心配はいらないよ。…って、怖がらせちゃってごめんね。大丈夫だよ。これからは元気に学校に行けるから」
私は先生の言葉を聞きながら、隣をちらっと見る。
どうして、涼介くんが聞いているのだろう。
今までの経験上、こういうことは親が聞くのに。
そもそも、なんでお父さんとお母さんはいないの?
あんなに、手術が成功することを願ってたのに。いざ成功したら、なんともないの?
せっかく、娘が元気に過ごせることになったのに。
「涼介くん、萌奈ちゃんの体調管理とかちゃんと見てあげてほしい」
「はい、わかりました」
…なんで、涼介くんに頼むの?
家が遠いから、涼介くんに頼んでも無駄だよ。
こういうのも、親の仕事なんじゃないの?
訳がわからない。
「萌奈、しんどいとかあったらちゃんと言うんだぞ」
「…うん」
「…萌奈」
なんだろう。胸騒ぎがする。
嫌な予感に、ドクドクと胸が高鳴る。
吐き気がしそうだ。
「…ねえ、涼介くん」
「…ん?どうしたの?」
「お父さんと、お母さんは……どこ?」
「…っ」
亮介くんの反応を見て、私の嫌な予感は確信に変わってしまった。
