ラニアケア宇宙防衛隊とエイリアン

……なんで、こんな所で会うんだ……。

彼女は、僕が高校を卒業する1か月ほど前に縁を切った友だちだ。人の気持ちを軽んじる……っていうのかな?そんなような言動が多くて、僕から縁を切った。

最初は、徐々に何も言わずに離れていくつもりだったけど、その途中で我慢の限界が来たからメッセージで言ったんだ。嫌なところを全部と、縁を切りたいことも一緒に伝えて。僕の妹の助言もあって。

その時、色々ときついことを言われたな。僕が100%悪いみたいな言い方をされた。言い返してたら、ブロックされた。

そのことを妹に伝えれば、僕の妹は、自己評価が低くて、本当は自分が悪いとは分かっているけどプライドのせいで認めたくなくて、僕が悪いことにしている可能性もあるって言ってたな。

……なんて、昔のことを一瞬で思い出してしまう。

よし、戻ったらハートに聞いてもらおう。申し訳ない、ハート。

「……君も逃げな。ここにいたら、命の保証はないよ?」

すぐに目を逸らして、元友だちにそう告げる。

「忠告はしたからね。あと、僕のことを誰かに言いふらしたら許さないから」

それだけを言い残し、僕は警察官と交代をした。警察官に、近くにいる一般人を保護するよう伝えて、警察官数名を下がらせる。

『スペード、今ダイヤがそっちに向かった』