ラニアケア宇宙防衛隊とエイリアン

作戦を開始するという合図とともに、僕らは動き出す。研究所から出てきたエイリアンを僕は撃ち抜いて、その隙に飛び出したダイヤが研究所の壁を破壊した。

……素手で壁をぶち破れるなんて……やっぱり、ゴリラじゃん。

『スペード、今失礼なこと考えてない?そんな気がしたんだけど』

片耳に付けた無線機から、ダイヤの声が聞こえてくる。

「何にも?ほら、今は任務に集中だ」

僕の言葉に、ダイヤは『分かってる』というと空いた穴から中へと入っていった。次の瞬間、建物に空いた穴からエイリアンが飛んでくる。

僕は、それを撃ち抜いてエイリアンを倒した。

恐らく、ダイヤが建物の中にいたエイリアンを蹴り……もしくは、殴り飛ばしたんだろう。

「……ハート、僕らも行こう。クラブ、行ってくる」

僕がハートとクラブに声をかけると、クラブは「気を付けて」と真剣な目を僕に向けた。僕は、頷くとハートとともにダイヤが開けた穴から研究所の中に入る。

「……とりあえず、ダイヤと合流しないと……」

ハートの言葉に、僕は「そうだね」とだけ返した。しばらく研究所の中を捜索していると、ダイヤの声が聞こえてくる。

その声を頼りに、ダイヤがいるであろう場所へと向かった。破られた分厚いドアから、部屋の中を覗いてみる。