ラニアケア宇宙防衛隊とエイリアン

「ただの私の推測ですけど……ベースとなるエイリアンがいれば、可能かもしれない。人間の技術力を舐めちゃ駄目だ」

「……最近、同じような強さのエイリアンが多いのって……」

最近現れるエイリアンの強さは、ほとんど変わらない。エイリアンの姿や形も似ているし、同じエイリアンが数体いたときもあった。ずっと、気になっていたんだ。

「……そのエイリアンをベースに作っているからだろうね。多分、この建物でエイリアンが作られているんじゃないかな」

「……もし、本当にここでエイリアンが作られているなら、放ってはおけないな」

「メグ、この建物の調査を進めてくれ。それから、考える」

隊長の言葉に、メグは「了解」と返事をした。



僕らも出来る範囲で調査に協力してから、1か月が経った。思いのほか早く証拠は集まり、この研究所でエイリアンを作っているということが確信に変わっていった。

エイリアンを作っているのが地球一般人、ということで真正面から研究所を制圧することになった。

警察官の協力のもと、僕らスート特殊小隊も作戦に加わる。

この作戦の指揮を執るのが、クラブとこの作戦の為に結成された部隊の隊長だ。

「……スペード、ハート、ダイヤ。無理はしないでね」

作戦の待機中、クラブに話しかけられる。僕らは、同時に頷いた。