ラニアケア宇宙防衛隊とエイリアン




「皆さん、お集まりありがとうございます!」

会議室に入ると、既にハートとダイヤ、アース隊長とムーン副隊長、副隊長の補佐官であるエース、マーズさんがいた。

隊長、副隊長、エースは元スート特殊小隊の一員で、僕が月に来る数か月前に昇進した。

その後、すぐに現在のダイヤは決まったものの、スペードとハートが決まらなかった。

そのタイミングで、僕とハートが来て、訓練を重ねていくうちに僕とハートがスペードとハートに相応しいと判断して、僕にスペード、ハートにハートの称号を与えることになった。

隊長と副隊長とエースは、僕らスート特殊小隊が寝ている間の地球をエイリアンから守ってくれている。それもあってか、3人は完全に昼夜逆転の生活を送っているらしい。

あと、元スペードの隊長は戦闘が好きで、日中よりもエイリアンの数が圧倒的に少なくて、ほとんど地球に行くことがないために、少し不服に思っている……らしい。

僕とクラブは、ハートとダイヤの座っている隣に座ると、メグが話しを始める。

「皆さん、こちらの写真をご覧下さい。地球で撮れた写真です」

そう言って、メグは机の上に写真を置いた。森の中にひっそりと佇む白い建物だ。

「それから、この映像も見て欲しい」

今度は、メグは特殊機器を操作する。その機器の画面を僕らの方に見せた。