ラニアケア宇宙防衛隊とエイリアン

クラブの言葉に僕が辺りを見渡してみると、クラブの近くには、僕がさっき会って、さっき一緒に食事をした人たちがいた。

絵美ちゃんに、羽依ちゃん、和樹くんに、拓磨くんだ。

「……葵、ちゃん?」

「その格好……お前、宇宙防衛隊の一員だったのか?」

「……うん。そうだよ……このこと、内緒ね?何だか、他の知り合いに知られるのが恥ずかしいから……」

4人に向かってそう言えば、4人は同時に頷く。僕は、エイリアンに視線を向けた。……数日前に火星で見たのと同じタイプのエイリアンか。最近、このタイプのエイリアンばかりを見ている気がする。

ホルダーから二丁の魔法銃を取り出す。

「……あれくらいなら、スペード一人で行けるでしょ?私は、一般人を守りたい」

クラブの言葉に、僕は頷いた。クラブが一般人の方に寄ったのをチラリと見てから、僕はもう一度エイリアンに視線を戻す。

そして、二丁の魔法銃をエイリアンに向けた。



「……」

エイリアンを倒した僕は、消滅を確認してからホルダーに銃をしまってからくるりとクラブたちのいる方を向く。バサリとマントが広がった。

「……すごい……お前、あんなに強かったのか」

「そう!スペードは、凄いんだから!私よりも強くて、冷静沈着で!クールで!かっこいいんだ!」

月語で、クラブは興奮したように喋る。