あれから1時間くらい雑談した後、会計をして僕らは店を出る。
その後、皆と別れた僕は、他に行きたいところもなくて月都に戻ってきた。自室に戻って、趣味に没頭するつもりだ。
僕は自室に戻ると荷物の入ったカバンから、必要なものだけを取り出すと、カバンはそのまま隅の方に置いた。
『スペード、非番なのにごめんね。今、どこにいる?』
無線機から聞こえてくるのは、クラブの声。……これ、エイリアン駆除に呼ばれるパターン?……着替えておこう。
僕は、軍服に着替える。任務に行く時は、軍服でって決まりがあるんだよね。だから、非番の日も地球一般人から見て、私服に見える程度にだけど制服を着ている。すぐに軍服を着て、任務に行けるようにね。
地球にいた時にエイリアンが現れた場合?その時は、一般人として大人しく避難するよ。非番の日にエイリアンが出ても駆り出されることなんてほとんどないし、非番の隊員以外の他のスート特殊小隊のメンバーか地上戦の得意な隊員が駆除することになっている。
非番の隊員は、仕事をさせずにしっかりと休ませる。これが、うちの隊長の方針だから。
だけど、僕は例外だ。僕じゃないと対処が難しいと判断されたエイリアンが出た場合にのみ、非番であるにも関わらず駆り出される。



