僕が初めて月に来た頃は、地球で暮らしていた時には全く聞いたことのない言語に戸惑ったものだ。
僕が月に来たのは、高校3年生のゴールデンウィーク中だったと思う。
その時、ラニアケア宇宙防衛隊の隊長と出会った。
僕と友だちが魔力持ち(月人(つきびと)の作った、特殊武具や特殊機器を使うために必要不可欠な魔力を持つ人間)と知った隊長にラニアケア宇宙防衛隊に入るように言われたんだっけ。
高校に通いながら、月語などの勉強をして、休みの日はここで訓練をして。
で、高校卒業した翌月から入隊となって……懐かしいな。
宇宙防衛隊には特別な称号が存在していて、その称号をもらったものは「スート特殊小隊」と呼ばれる部隊に所属となる。
現在のスート特殊部隊は、全員女性で構成されている。地球人2人、月人2人の4人構成だ。
すう、はぁ……と深呼吸をする。
月に酸素はないけど、僕ら魔力持ちは、息をすることが出来る。惑星がどんなに地獄な環境でも耐えることが出来る。そういう体質だ。
「あ、葵(あおい)ちゃん」
ここに来てからしばらくは聞かなくなった名前に懐かしさを感じながら、僕は声がした方を見る。そこにいたのは、ピンクのロングヘアーを1つにまとめた水色の瞳の女性。僕の着ているのと似たマントを肩にかけている。
青色の襟が赤で、スペードマークがハートマークで。軍帽にも、ハートマークが付けられている。
僕が地球にいた頃からの友達の、若月愛花(わかつきあいか)ちゃん。
僕が月に来たのは、高校3年生のゴールデンウィーク中だったと思う。
その時、ラニアケア宇宙防衛隊の隊長と出会った。
僕と友だちが魔力持ち(月人(つきびと)の作った、特殊武具や特殊機器を使うために必要不可欠な魔力を持つ人間)と知った隊長にラニアケア宇宙防衛隊に入るように言われたんだっけ。
高校に通いながら、月語などの勉強をして、休みの日はここで訓練をして。
で、高校卒業した翌月から入隊となって……懐かしいな。
宇宙防衛隊には特別な称号が存在していて、その称号をもらったものは「スート特殊小隊」と呼ばれる部隊に所属となる。
現在のスート特殊部隊は、全員女性で構成されている。地球人2人、月人2人の4人構成だ。
すう、はぁ……と深呼吸をする。
月に酸素はないけど、僕ら魔力持ちは、息をすることが出来る。惑星がどんなに地獄な環境でも耐えることが出来る。そういう体質だ。
「あ、葵(あおい)ちゃん」
ここに来てからしばらくは聞かなくなった名前に懐かしさを感じながら、僕は声がした方を見る。そこにいたのは、ピンクのロングヘアーを1つにまとめた水色の瞳の女性。僕の着ているのと似たマントを肩にかけている。
青色の襟が赤で、スペードマークがハートマークで。軍帽にも、ハートマークが付けられている。
僕が地球にいた頃からの友達の、若月愛花(わかつきあいか)ちゃん。



