ラニアケア宇宙防衛隊とエイリアン

「まじか。月人以外の隊員っていいよな。バイリンガルなんでしょう?入隊条件に、月語が話せることってあるくらいですし……月語と母国語を話せるわけで……」

隊員たちの話題は、次から次へと変わっていく。僕が食べ終わったタイミングで、僕とハートは立ち上がった。

「……お腹いっぱいだ……」

ハートが空になった食器の乗ったお盆を持ち上げて、言う。僕とハートはお盆を返却口に返した後、自室に向かうために廊下を歩いた。

「スペード、今日はいつも以上にエイリアンと戦ったんだってね。お疲れ様。今日は、ゆっくり休んでね」

歩いている最中、ハートが話しかけてくる。

そう、今日は地球にやって来たエイリアンの数がいつもよりも多かった。

「……ありがとう。また、明日も頑張ろうね」

僕がハートにそう言えば、ハートは「うん」と頷いた。