窓から吊るす係に任された"幼馴染"の俺は 苦痛に歪む顔の"幼馴染"の由蘭に 気を取られていた。 重たくない筈なのに、分量と塗る箇所をみれば 一目瞭然じゃないか。 「ちょっと抜けるわ、俺」 「滝沢──?」 虚しく叫ぶ同級生の声に怯まず、そちらへ向かう。