教室から泣きながら走って飛び出した のを覚えてる。 俺14の頃。由蘭も14になるくらいの頃。 「大丈夫か──!?由蘭!?」 腕を掴む。か弱き腕。男に捕まったら簡単に 罠に落ちるタイプだ。 「聞かないで!」 振り解かなかった俺を偉い選択をしたと思う。