隣の席の佐竹くんには…

「…で?なにが納得いかねぇの?」

不気味な笑みを見せながら女子たちに近づいていくライト。

目の奥は…全く笑っていない。

女子たちは口をパクパクと動かして言葉を探している様子。

「梅沢呼び出した理由は?」
「えっ…と、その…」

しどろもどろになっているイラ子。

慌ててB子が代わりに答え始める。

「昨日、ライト君とその子が一緒に多目的室に入っていったのを見たって子がいて、それで何してたのか聞いただけで…」
「何って、暇してそーだったから、パンフレット作るの手伝ってもらってただけだけど?」

「え…」

女子たちは、マジだったんだ…と小さく呟いた。

「つーかさ、わざわざこんなところに連れ出して聞く必要ないよな?オレに直接聞けばよくない?」

「それは……」

「それに、さっきの話聞いてたけど、佐竹のこと散々好き勝手言ってくれてたな」

「だってっ、それはライト君が迷惑がってると思って…」

「いつオレが言った?勝手に決めつけんなよ。梅沢が説明してくれた通り、オレと佐竹とは幼なじみ。それ以外にどんな理由があれば信じてくれんの?信じてくれないほうが迷惑」

「っ!」

次第に女子たちは涙目になり、悲しそうな表情を浮かべる。