隣の席の佐竹くんには…

「二人は友達だからいつも一緒にいるの。それ以外の理由なんてない!外見とかそんなこと関係ない!」

「はぁー!?わかったようなこと言ってんなよ!」

「少なくともあなたよりはわかってるよ」

「なっ…!マジむかつく!なんなの!?つーか、さっきから佐竹なにも言ってこないじゃん!図星ってことでしょ!言い訳あるんだったら言ってみろよ!!」

イラ子が佐竹君を刺し殺すかのような勢いで指差す。

その時…

「じゃあ、代わりにオレが答えてやるよ」

「「「…!?」」」

突然、別の声が割り込んできた。

その声に女子たちの表情はみるみる青ざめていく。

いつの間にかライトが立っていた。
その後ろには七恵が立っている。

「梅、大丈夫!?…やだっ、キレ顔スゴっ」

そう言いながら心配そうな顔をして七恵が駆け寄ってきた。

キレ顔スゴいって…なんか失礼だよね。

「なんでここがわかったの?」

「教室戻ったら宮下さんたちが梅が連れて行かれたって騒いでたから。それでライト君と探してたの」

「そっか…ありがとう」

二人が来てくれなかったら、今頃暴れ回っていたかもしれない。


心強い応援団がいて、助かった。