隣の席の佐竹くんには…

雑誌にはピンク色のヒラヒラした可愛らしい水着を着た女性と、シンプルだけど際どい水着を着た女性がセクシーポーズをして写っていた。

「こっちのがいいよな?」
「いや、こっちがいいよね?」

ライトはセクシー系の女性を、佐竹君はロリ系の女性を指差して同調を求めてくる。

激しく争ってた原因はこれらしい。

私にどっちがいいと聞かれてもよくわからないんだけど…。

一拍あけて、冷たい視線を二人に向けた。

「どっちも素敵でいいと思うよ?」

「あ、その感じどうでもいいって思ってんだろ」

「うん」

ホント、どうでもいい。


それよりも、佐竹君がグラビアに興味があることのほうが興味深い。

全く興味なさそうな感じなのに。
一応、佐竹君も男なんだな。

でも、ロリ系って…
なんか意外。

まぁ、佐竹君にも好みというものがあるってことだ。

二人のくだらない争いはホームルームが始まるまで続いていた。