「ねぇ、ライトがあの子たちに通訳してきてあげなよ」
「おっ!それは依頼?」
ククッと喉を鳴らして笑うライトにイラッとする。
「もう、それでいいから」
「ははっ。りょうかーい」
そう言って、ライトはキャーキャーうるさい女子のところへ向かった。
ライトにも猫なで声の女子たちに、ムッとしている七恵。
素直でかわいいなぁ。
自分の感情をオープンに表現できる人たちが羨ましい。
好きな人に気づいてもらうために目を合わせるとか、そんな青春ぽい駆け引きをしてみたい。
もし、ストレートに表現できるタイプだったら、どんなに良いか。
私が目を合わせたところで気持ちなんか伝わらなそうだしな…。
逆に、凍らせてしまうかもしれない。
ふと、佐竹君の言葉を思い出す。
“言葉に感情がある”
唯一の方法。
つまり…
私には言葉で伝えるしかない。
好きです!って…どストレートすぎでしょ。
そんなことをモヤモヤ考えているうちに、ライトが戻ってきた。

![隣の席だった小林くん[隣の席の佐竹くんには…]のおまけストーリー](https://www.no-ichigo.jp/img/member/1406482/q08gjhxjdh-thumb.jpg)