ーー
「……なに、そんな怖い顔しなくたっていいじゃない。普通に話そうよ」
警戒しながらも、ゆっくりと椅子に座る。目の前には、あの三神くん。
昨日の今日なのだから警戒するに決まっている。三神くんは私の前の席に座った。
「言わなかったんだ」
「え」
「今日少しだけ緊張して学校に来た。学年中に言いふらされててもおかしくなかったからね。でも、いつもと何も変わらなかった。クラスメイト達も、ハルメさんのクラスの人たちも」
「……」
「一応言い訳しとくけど、学校ですることは滅多にないからね。前に一度ああいう現場おさえられて痛い目に遭ったんだ。一応公共の場だし普通にモラルやばいじゃん。親にでも言いふらされたらそれこそ面倒だからいつもは家なんだけど。久々にやらしたって思ったよね」
「……」

