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「ハルメさん」
翌日。授業終わりの放課後。廊下側の前方の席に座る私の目の前に、三神くんはやって来た。
思いがけない人の訪問に、残っていたクラスメイト達はザワザワとしていて騒々しい。隣の席に座っているくるちゃんも「え何事」と目を丸くして驚いた様子だ。
私は、憧れの三神くんが目の前にいることに驚きを隠せない。加えて普段クラスメイトから注目されることもないなので、二重の意味で固まってしまった。
「ハルメさん」
あの三神くんが、私を呼んでいる。なんかさっきから春苺のイントネーションおかしいけど。誰かから私の名前を聞いたのだろう。
三神くんは私を呼び、手招きをする。
今までなら憧れの三神くんに話しかけられて、嬉しくて飛びついたであろう。

