リフォームあるある短編集

リフォームって、どう進めていくんだろう?

リフォーム会社って、どうやって決めるんだろう?

悪徳業者も蔓延る中、

信頼できる会社を。
安心して任せられる会社を。

そう思いながら、今日もまた
リフォーム会社の扉を開ける。

さて、まずはどうする?

近所のリフォーム会社を検索するのか。

とりあえず、飛び込みで入ってみるのか。

知り合いに相談するのか。

取っ掛かりなんて、何だっていいと思う。

それも一つの運命だから。

ただ、これだけは覚えておいてほしい。

どこに頼んでも、
誰に頼んでも、

取り付けたいキッチンも、
交換したいユニットバスも、

結局はメーカーの商品だということを。

「……え?」

って思った?

要は、車や保険をイメージしてほしい。

リフォームという言葉の持つ
「オリジナル感」が、少しだけ俺たちを惑わせる。

車にはメーカーがある。
保険にも大元の会社がある。

そして、それを扱う代理店や販売店がある。

じゃあ、結局どうだろう?

「この人から買いたい」

「この人なら任せられる」

そうやって、人を見て決めてきたんじゃないだろうか。

だから俺は断言する。

リフォームは、会社だけで決めないでほしい。

最後まで向き合ってくれる人。

困った時に逃げない人。

ちゃんと話を聞いてくれる人。

会社よりも、
そんな「人」を見極めてほしい。

じゃあ、仕事って何のためにするんだろう?

生きていくため。

もちろん、それもある。

じゃあ、その仕事を
みんな仕方なくやっているのか?

そういう人もいるだろう。

だけど、ほとんどの人は、

自分がやりたいこと。
自分にできること。
興味があること。

そんな何かをきっかけに、その仕事を選んだんじゃないだろうか。

いや。

最初は仕方なく始めた仕事だったとしても、

いつしかその職業という名の「役者」になり、

その役を全うして、

誰かの役に立っている。

だから社会は成り立っているんだと思う。

コンビニだってそう。

役所だってそう。

警察官だって、消防士だってそう。

誰かがその仕事を全うしているから、
俺たちは毎日を普通に過ごすことができる。

だったら俺は――

俺にできる、

リフォームを。

この仕事を。

真っ当したい。

誰かのために。